Case2.

胆管閉塞を起こし黄疸を起こした犬の一例

【 症 例 】

柴犬   オス  8歳

2日前から食欲がないとのことで来院しました。
可視粘膜が黄色になていたことから黄疸を疑い超音波検査、血液検査を行いました。

 超音波検査
胆嚢に溜まった胆泥と拡張した胆管が確認できました。

 術中写真
わかりづらいですが肝臓、パンパンの胆嚢、もれでている胆泥の写真です

胆嚢を摘出し、胆嚢から十二指腸に続く総胆管の開通が胆嚢側より確認で来なかったため、十二指腸を切開し、十二指腸乳頭より胆管の開通を確認できたため閉腹しました。